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【納車紹介】Panasonic FSS9 スポルティーフ



のんびりと、でもさくっと快適に—

そんなコンセプトのスポルティーフ「Panasonic FFS9」納車しました。





「スポルティーフ」は、フランス発祥の伝統的なツーリング自転車です。


”旅する自転車”らしく、泥よけ・フロントバッグなど旅の装いを常備しているのが特徴。

古くはフランスの田舎を巡るブルベ(200km以上のサイクリングイベント。レースではないが時間内の完走を目指す)のために開発されたという経緯があり、あくまでシンプルでスピード感があり、ロードバイクに近い颯爽とした走りが楽しめます。


今回は、既にロードバイクをお持ちのオーナー様が「次の1台はのんびりと快適に走りたい」とご希望されてスポルティーフをチョイス。クラシカルなPanasonicクロモリフレームに、やや太めのタイヤ(32c)で安定感を出しつつ、ホイールやコンポーネントには走行性の高いものを選択して、軽快な走りも実現しています。


車重も10kg台と軽量に仕上がりました。(写真の全装備を含む実測値)

これからの季節、さらっと田舎をサイクリングするのにぴったりな1台です。



1本の鉄から作られるシートステーは、職人の手技が光る部分。

手作業で作られるPanasonicの国産クロモリフレームは、伝統デザインを大切にしながらも、走行性能にも優れた逸品。

数十年前に流行した時はダブルレバーでしたが、操作性を重視し、シフトレバー(今回はシマノ105)へと進化しています。



泥よけ、フロントバック台座は”標準装備”のスポルティーフ。

安心感のある走り心地を目指し、オールロードでも好まれる太めで安定感のあるタイヤ(32C)と、ワイドリムのMAVICのハイエンドアルミホイール「キシリウム SL」をチョイス。安定感とスピードを両立した現代的な走りを実現しています。


ステム・ハンドル・シートポストは、クラシックスタイルのNITTO(国産)で揃えました。


こちらも国産のSUGINO製。大胆な肉抜きのクランクは圧倒的な存在感で、自転車の魅力を引き立たせてくれています。

クロモリらしさが際立つクラシックなスタイルの中に、現代的な走行性を乗せた1台に仕上がりました。

ゆったりとしたサイクリング、楽しまれますように。




サンレモで販売する自転車としては、圧倒的にカーボン・アルミの方が多いのですが、

クロモリは優しい乗り心地と気負わないスタイルで根強い人気のある素材でもあります。

特にPanasonicのクロモリは、完全国内生産。

大阪の工場で職人さんたちによって丁寧に作られたフレームに、受注後、お好みの塗装を施します。

レーシングバイクも作っているだけあって”走り”も軽快。おすすめですよ。



<FFS9>今回のフレームはこちらです。 ご興味ある方お声がけください。


お問い合わせ:サイクルショップサンレモ

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