MAVICらしさが詰まった最新作「COSMIC SLR」2020/11/27
自転車界きってのホイールメーカーMAVIC(マヴィック)の
代表作「COSMIC」シリーズが、リニューアル&入荷しました。
MAVICはアルミリム時代から培ってきた特許技術を活用し、”ホールレス”の新構造リムを新たに開発。
独創的な新リムの採用により、-100gもの軽量化と剛性・強度の両面で進化しています。
一方で価格は、前モデルから数万円ダウンのハイコストパフォーマンスで提供。
MAVICらしさが詰まった同社史上最高のカーボンホイール「COSMIC SLR」のご紹介です。(写真は全て45mmモデル)
アルミ時代からの独自技術をフル活用した、”ホールレス”の新構造リム。
今回のアップデートで最も大きく変わったのが、リムです。
通常のリムは、このような穴(ニップルホール)の空いた形になっています↓
使用時には、空気が漏れないように上からリムテープを数回巻いて使います(下:青テープの状態)。
一方、MAVICは今回、このホールを完全に無くすことに成功。
↑COSMIS SLRの新構造リム。完全に面にすることで強度・剛性が向上。リムテープも不要になった。
これはアルミリム時代に開発したMAVICの独自技術(FOREテクノロジー)を応用したもので、
「スポークをリム内側に直接ねじ込んで固定する」手法で、タイヤサイドに穴を開ける必要をなくしました。
↑素材を溶かしながらネジ山を切るFOREテクノロジー。これまで不可能とされてきたカーボンホイールにおいても、アルミを一部に用いることで可能になったといい、アルミの扱いに長けたMAVICらしい独自の技術が発揮されています。
かつてない軽量化とコストパフォーマンスを実現。
新構造リムを採用したCOSMIC SLRは、リム外壁に穴がなくなったことで剛性・強度が向上。
その結果、カーボン層をさらに薄くすることに成功。
リムテープ(約60g)が不要になった分も含めて、大きな軽量化につながりました。
最も人気のあるリムハイト(45mm)の「COSMIC SLR 45 DISC」(ディスク用モデル)で比較すると、
全体で100g超の減量となっています。
リムブレーキ用モデルも展開され( COSMIC SLR 40 )、リムテープ含めた比較で160gもの軽量化になる予定です。
同時に、販売価格も軽量化。
(2021期からタイヤは別売になったため)タイヤ代を差し引いても、実質、約3万円のプライスダウンとなりました。
より多くの人が使える価格設定になったMAVICのハイエンド・オールラウンドカーボンホイール「COSMIC SLR」。純正品のみならず、ライダーの好みによって様々なメーカーのタイヤを選べるようなるなど、使い勝手もさらに良くなっています。
COSMIC SLR 45 を履いたBMC (店長所有)。これまで使っていた山岳用カーボンホイールよりも軽くなりました。重量・剛性・走りだけでなく、トラブルの少なさなど数字に表れない部分についても信頼が厚く、MAVICは個人的に一番多く使用しているホイールです。
今期バージョンアップした新型COSMIC SLRを、ぜひお試しください。
MAVIC COSMIC SLR 45 DISC
タイヤタイプ: チューブレスレディ
リム: 高さ45mm、内幅19mm、外幅28mm
重量: 1470g
価格: 250,000円+税 (入荷済)
リムブレーキ用: MAVIC COSMIC SLR 40
タイヤタイプ: チューブレスレディ
リム: 高さ40mm、内幅19mm、外幅26mm
重量: 1390g
価格: 250,000円+税 (入荷は来年2月〜)
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