わずか170gのヘルメット「FLAIR」入荷
国産ヘルメットメーカー「OGKカブト」の史上最軽量(世界最軽量)のヘルメットとして、
クライマーやロングライダーから熱い注目を集める「FLAIR(フレアー)」が、入荷しました。
FLAIRの重量は、わずか170g(S/Mサイズ)。
昨年来、海外の様々なメーカーが「超軽量」モデルを投入してきていますが、今のところ、FLAIRを凌ぐほど軽量なモデルは見当たりません。
しかも、お値段は 19,500円(+税) と、リーズナブルな価格での展開で、
今年のヒルクライムシーンを席巻する台風の目となりそうです。
徹底的な「軽量化」。
ヘルメット内部の衝撃吸収材に、より軽量な新素材を採用したほか、極限まで肉抜きを徹底。
外部のハードシェル(↑写真の白部分)にも肉抜きが施され、独特・異様なフォルムに仕上がっています。
あごひもからは、耳元のフィッティング用プラスチックパーツを排除し、簡素化。
後頭部のヘッドアジャスターも、ミニマムな決戦用「SLW-1アジャスター」(左)を新たに開発。
ダイヤル式のノーマルタイプ(右)に比べ、69%の軽量化に成功しています。
なお、アジャスターは「決戦用」と「ノーマル」の両方が付属。目的に応じて付け替えが可能です。
このあたりが日本メーカーの気遣いが感じられて嬉しいところ^^
決戦だけでなく、ロングライドにも、通勤にも、選べるなら「軽量」がいいですね♪
驚きの170g。驚きの価格。
現在、平均的なロードヘルメットの重量は、220〜270g前後。
最も軽量なモデルでも200g前後でした。
(昨年、KASKが発表したクライマーヘルメット(VALEGRO)はSサイズ180gをマーク。)
一方「FLAIR」は、170gに到達しています。
これ以上の軽量化は「よほどのブレイクスルーがない限り難しい」(OGKカブトスタッフ)とか。
ヘルメットの軽量化は、ヒルクライムシーンだけでなく、
首こりの軽減など、長距離走行(ロングライド)の疲労軽減においても大きなメリットが期待できます。
海外製品に比べ、お値段も抑えめで、OGKカブトの快進撃は続きそうです。
OGKカブト/FLAIR 19,500円+税 (カラー全6色)
シクロワイアードの特集に詳しくレポートされています。